35. 江都駿河町三井見世略図

35. A sketch of the Mitsui shop in Suruga in Edo

版画寸法:縦250 x 横380mm
越前生漉奉書使用
※本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。


三井見世は、三井高利によって延宝1年(1673) に開業した駿河町(現在の千代田区日本橋室町)の越後屋呉服店のことで、現金で掛値をしない商売を旨として大繁盛し、大店となった。浮世絵では、北斎に限らず駿河町を描いた絵に、必ずといっていいほどこの大店の様子が描かれている。
この図では、寺院の堂宇と見紛うばかりの大屋根を下から見あげるように捉え、有名な「現金 無掛直 呉服物品 組物 糸類」の看板も描き添えられている。
北斎は、低い位置から左右の屋根を大きく描き、その中心に雪景の富士を配して、三つの三角で画面を構成させているのである。
この三つの三角のうち、最も大きい右の屋根に三人の瓦職人を描いているが、瓦を投げる職人は、「本所立川」と同様なポーズをみせている。




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