10. 東都駿台

10. Sundai, Edo

版画寸法:縦250 x 横380mm
越前生漉奉書使用
※本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。


画面の右下には瓦屋根を大きく描き、左に向かつて登り坂を配しながら、二本の大きな樹木が天に聳えている。その後方の平地には櫛比する屋根と、雪をかぶった富士が山容をみせているが、天空を広くとっているので、全体に奥行きのある景観を表出させ、高台の場所であることも看取させる。
駿台は、現在の御茶ノ水駿河台のことで、当時は富士見坂と呼ばれる富士眺望のすぐれた坂があったという。画面中央の崖下に流れる川は、神田川であるとみられる。
ちなみに、坂道を往来する人々は、農夫、武士、小僧、物売り、旅人など多彩であるが、誰一人として富士に気を留めていないことと、男性ばかりであるのは何か北斎の意図することがあるのだろうか。



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販売価格 18,700円(税込)

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